この季節
近所にカンナの花が咲く
幼い頃
リカちゃん人形ではなく
カンナちゃんという人形を持っていた
ちなみにカンナちゃんの妹
すみれちゃん人形も持っていた
カンナは
派手目な花だ
それゆえか
花言葉は
「情熱」「快活」など
西洋での花言葉になると
「paranoia(妄想)」
「suspicion(疑い)」
とある
さて
「仏陀とカンナの伝説」という
話を見つけた
「ブッタとカンナの伝説」
ある日、ブッダ(仏陀)の強い霊力を妬んだ悪魔が
ブッタを待ちぶせし、
彼をめがけて大岩を投げ落とした。
大岩はブッタの体に当たらずに足もとで粉々になるが、
一片だけが足の指に当たった。
その傷から流れたブッタの血は大地に染み込み、
そこから赤いカンナが咲いたという。
悪魔は大地の怒りに触れて、
血の裂け目に飲み込まれてしまったそうだ。
“妬みは、身を滅ぼす”
赤いカンナを見たら
心しておこう