プロフィール

profileは
和訳すると横顔だが
人物紹介
としても使われる

なぜ
人物紹介が
横顔なのだろう

横顔は
ウソをつけない
ような氣がする

横顔は
鏡で観ることができない

横顔は
意識して
作ることができない

そうか
profileとは

自己紹介ではなく

客観的に観た
「人物紹介」なのだろう

頭でっかち

パソコンを相手に
仕事をしている

いや
パソコンを相棒に
仕事をしている

♪ミシンは魔法のお針箱♪
という唄があったが

パソコンは
便利な
お道具箱だ

今や
世界と繋がり
ググれば
悩み無用というところか…

ただ
私はパソコンの前に居るのが苦手だ

すぐ眠くなる

食堂へ行っても
魔法使いがいないから
眠気覚ましにはならない

今日は王様までいないから
緊張感というモノが
かなり欠落してしまっている

パソコンに向かって
あーでもない
こーでもないと考え
考え

考え…

考え過ぎて
頭でっかちになってしまったのか

頭が
キーボードに

ごつんと当たった

(ああ、王様が休みで良かった)

駅長さん

「駅長さん」

と呼ばれている男子がいた

正確には

ある女の子だけが
「駅長さん」と呼んでいた

なぜか聞いてみたところ
ある先生が、
その男子は駅長さんみたいだ
と言ったらしい

何が駅長さんみたいなのか

言葉では説明出来ないが

確かに
その男子には
「駅長さん」の風貌があった

中学2年生にして
「駅長さん」の風貌というのも変だが

私はその女の子が
「駅長さん」と呼ぶのを
ちょっとうらやましく思っていたのだろう

私が仕事場の仲間を勝手に

「王様」とか
「食堂の魔法使い」とか
呼ぶのは

あのころ
言えなかった想いを
言葉にしたいのかもしれないね

「駅長さん」

麦焦がし

仕事を終えて外に出ると
香ばしい香りがした

麦刈りの季節である

刈ったあとを焼いている

ホントは
勝手に燃やしては
いけないらしいが

この辺りは
堂々と焼いている

なんとなく
煙っぽい

帰路につくと
なんとなくと言うモノではなかった

景色全体が煙っぽい
いたるところで焼いているのだろう

焼いて菌を殺すとか
焼いた後の灰が肥料になるとか
焼き畑農業(中学で習った南国の農法だ)
というものはよく考えたものだ

まあるくなーれ

いきものは
なぜ
球体になるのだろう

みごとに
まんまるのたんぽぽ綿毛

なんとなく
丸くなって咲く紫陽花

彼岸花や
アルストロメリアなど
花全体が球体っぽいのもある

りんごや
さくらんぼなど
丸い実をつけるものは多い

遠目に見れば
全体が球体になる樹木も多い

水も弾けて球体になる

高性能カメラ撮られた雨は
球体だった

魚の卵はひとつぶひとつぶは丸い

人の赤ちゃんも
お母さんのお腹の中では
まあるくなっている

ダンゴムシは
触るとまん丸になる

まんじゅうも丸い

始めて行く家へのお土産は
丸い饅頭なのは

角がたたず丸くおさまりますように

と験を担ぐからだとか…

私ももうちょっと
丸くなれば
良いのかしら

丸くなって

たんぽぽ綿毛みたいに
どっかに飛んで行くのもいいかな

みずのちから

月に一度ちょっと
仕事をサボって
からだのメンテナンスに行く

予約の時間まで
近くの商業施設で過ごす

この商業施設が
水辺に近いこともあり
運河を思わせる建築群が
魅力的な場所だ

2時の時報と共に
音楽と水のコラボが
中庭で繰り広げられた

音楽に合わせ
躍動する水

水の演技に
なぜ人は魅かれるのだろうか

なんとなく
自分の中の水も
同調して
躍動しているような
そんな氣になってくるからかもしれない

私もなんとなく
ウサが晴れたような氣がした

なつめ

食堂の魔法使いが
ひと月ばかり遠出する

おるすのあいだ

なつめ

はぎ

の2鉢を預かることになった

どちらかというと
私は
植物を育てることが
苦手だ

はっきり言うと

枯らし名人の域だ

魔法使いの家には
魔法使いの家らしく

猫が数匹住んでいる

…猫は論外だが
植物なら
なんとかなる
と思われたのか

「朝、水を一杯遣るだけだから」
と魔法使いは
簡単に私に2鉢預けたが

朝の、その一杯の時間すら
取れるかどうか…
私の朝はあわただしいのに

まあ
今朝はなんとか
無事水遣りをしてから
出掛けた

なつめは
小さい花を
いくつかつけていた

昨年は
一つか二つか
実をつけたそうだ

帰宅すると
薄暗い玄関先に
なつめとはぎが待っている

「ただいま」
と声を掛ける私がいた

ひと月のあいだ
よろしくお願いします、ね。

追伸

ブログの日付を
過去にする魔法を
エンジェルに教えてもらった

この世には
私の知らない
優しい魔法があふれている

チョコ摩訶で未亜ナッツ計器

仕事でミスをするのは
脳の構造が変なのだそうだ

長年の脳の使い方で
変なクセがついてしまって
そのクセを自覚しないまま
使い続けているらしい

タイピンングは
どちらかというと好きな作業だ

しかし

打ち間違いが多い

それに

アメリカ生まれのコンピュータは
日本語が美味くないのか
…うまくないのか

ときおり

ぎっくりするような
ビックリするような
名変換をしてくれる

今日の
魔法使いのケーキは

チョコマカデミアナッツケーキ

とウトウトして

いや

打とうとして

チョコ摩訶で未亜ナッツ計器
と天才的間違いを打ってしまった

打って変わって

ああ、やってしまった

公開したのが
0時を廻って日付が
変わってしまっていたのであった

ブログ連投記録は
一ヵ月でストップしてしまった

一ヵ月

ブログを始めて一ヵ月

三日坊主どころか
一日も続かないわたくしめが
一ヵ月ほぼ毎日続いたことは
奇蹟といえる

「モモ」という小説に
“時の花”という記述がある

生きている
一瞬一瞬が奇蹟で
美しい“時の花”が開いて
光り輝いている

そんなイメージで
日々を過ごしていたい

だが
たいてい忘れてしまって

今日はブログのネタがない

などと
グチめいたことを
だらだら綴ってしまっている

“時の花”

昨日の雨で
あじさいが色づき始めた

ゆううつなことも
いつか光に変わる

いいことがあっても
そうでないことがあっても

今日も
好き日でありますように