6月16日は和菓子の日である
6月といえば
“水無月”
という和菓子がある
吉蔵店主の説明を読むと
和菓子には
切ない願いや
祈りが
込められたカタチ
のように見えてくる
久しぶりに
美味しい“水無月”
ごちそうさまでした。
Let it happen♪
6月16日は和菓子の日である
6月といえば
“水無月”
という和菓子がある
吉蔵店主の説明を読むと
和菓子には
切ない願いや
祈りが
込められたカタチ
のように見えてくる
久しぶりに
美味しい“水無月”
ごちそうさまでした。
仕事場には朝礼がある
ラジオ体操をして
順番でコメントを言うことになっている
プライベートなことでも
仕事のことでも
テーマは自由だ
今朝はその朝礼当番が回ってきた
昨日のブログの内容を
しゃべることにした
お陰様で…と言えるのは
無理難題を言って来たクライアント…
と言いかけて
無理難題をふっかけるのは
クライアントより
仕事を受け流す営業さんだな
と心に浮かび
ああ、でも本人たちを目の前にして
それを言っちゃあ、おしまいだ
ってことで
思い出した怒りを収めつつ
にっこり笑って
無理難題のお陰様で
成長することができました
と無難に話をしめた
さて午後のこと、
それも就業終了の一時間前に
まるで「おかげさま」の現実化のごとく
無理難題を言ってくるクライアントがあった
しかも担当営業がいない
製作担当は隣の席のフラワーさんだ
一人で今日中は無理だろうと
二人で手分けして作業をすすめることにした
フラワーさんがつぶやいた
「今日の朝礼のお話みたいに
私はクライアントさんに
お陰様とは言えないですぅ…」
朝礼では話をキレイにまとめ過ぎた
“言えんよ、言えん、言えん。
今かかわっている人達には
感情が湧いてしまうから
お陰様って言えるのは
10年か20年後”
表面は
そしらぬ顔をしつつ
中味には
煮えたぎる小豆を
冷たく孕む
白いたいやきのように
私たちは
仕事を続けていった
そして
私たちは
定時で帰ったのだった
会社帰りに
馴染みの和菓子屋さんへ寄った
遅い時間だったが
幸運にも
葛まんじゅうが
2つ残っていた
季節の上生菓子
麩まんじゅう
栗ぜんざい羹
などなど
甘い誘惑の坩堝だ
欲望を抑えつつ
お供え菓子いくつか買ったところ
梶芽衣子似のおかみが
「6月が開店記念日で
お赤飯を配っているんですよ」
と言って
1000円ちょっとしか買っていないのに
赤飯をおまけにつけてくれた
帰宅して早速開けてみると
「お陰様で三十五年目」
のしがかかっていた
ご主人の手書きであろう
南天の葉は
もちろん本物だ
そして
赤飯のお味は
さすがの美味しさであった
三十五年…
ふと
私も社会人というものになって
三十五年目
ということに氣づいた
お陰様で…
いったい誰に向かって言うのだろうか
両親や家族
お世話になった短大の先生方
仕事を教えてくれた社長や先輩方
苦楽を共にした仲間たち…
忘れてはならないのは
クレームつけたり
ダメだし続けたり
締め切り間際に変更言って
私を鍛えてくれた
愛すべきお客様なのだろう
茹でたブロッコリは
「からし酢みそ」で
食べるのが好きだ
今日は
この前テレビドラマで
ちらっと観た
梅干しを叩いたのに
わさびを入れた
マヨネーズで
ブロッコリを食べる
というのをやってみた
梅・わさ・マヨの割合は
覚えてなく適当に作ったが
梅酸っぱいマヨネーズに
わさびがピリッときいて
美味しかった
残ったので
焼きシャケにもつけてみた
あれ、
胡麻いれるんだったけ?
ちょっと
お醤油を落としても
美味しいかも
榊が
花をつけた
小さくて
白く
下向きに咲く
可憐な花である
一日経つと
しぼんでしまう
一年に
一日出逢えるか
出逢えないか…
希有な花である
小さいが
榊の花らしく
神々しい氣が漂う
6月11日〜15日頃は
七十二候のひとつ
『腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)』
ホタルが光りだす時季だ
ホタルは別名『朽草(くちくさ)』
ともいうらしい
4月のある雨の夜。
ホタルの幼虫が
つぎつぎと水から上がってくる。
シャクトリムシのような動きで
光りながら濡れた地面を進む。
柔らかな土の窪みを見つけて
もぐり込み、
自分が動けるだけの部屋を作る。
部屋の壁は、
体から滲み出る液体で
まゆのような感じに固める
この部屋で約40日間を過ごして
サナギとなり
10日目の夜、羽化がはじまる
成虫となったホタルは
そのまま3日間ほど部屋で過ごし
土を必死にかき分けて地上に出ていく。
晴れた日が続いて土が固まると、
出られないまま土に還ることも・・・。
地上に出ると、
近くの草の上でしばし休み
そして
光りながら仲間のいる水辺の方へ
飛び立っていく。
暗い静かな夜に、
土の中からあらわれて光りだす虫。
昔の人は草の化身だと思ったのだろうか。
<参考>
『ホタルの不思議』大場信義(どうぶつ社)
『ホタル 光のひみつ』栗林慧(あかね書房)
追伸
梅雨入り前にして
雨が少ないこの頃
地中のホタルを想い
雨を祈る
未だに
はは飯を食べている
私の夕食は
高校生男子並みの
おかず量の時がある
夕食の残りを
弁当に詰めるようになったからだ
遠い昔の
幼稚園児だったころ
幼稚園の給食が
パンと牛乳だった
母は
それでは栄養不足になると
弁当を持たせた
私だけが
弁当を食べていた
らしい
友達から
うらやましかった
と後から聞いたが
どんな弁当だったか
あまり記憶にない
たぶん
その頃から
夕べのおかずが
弁当に入っていたのだろう
そして
その頃から
未だに
私は母の愛を食べている
雑草は
あっという間に
わが家を席巻する
そこで
でっかい剪定ばさみやら
草刈りはさみやら
つい母は
通販で刈ってしまう
日曜にぼーっとしてる
ぐうたら娘に
文句も言わずに
蚊取り線香をつけ
完全防備体制で
母は黙々と草を刈り始める
娘は
つい
スマホカメラを
構えてしまう
まあ、許せ
このあと
娘も
草刈りをした
このあたりの方言を
借りれば
“がまだしもん母娘”
なのであった
よく
「紫陽花は酸性土だと赤くなる」とか
たまに
「放射能で赤くなる」とか
いわれることがある
さて
うちの庭先の紫陽花は
一本の木に
さまざまな色で咲いている
よくみると
一つの花の中にも
ピンクから青紫の
グラデーションだったりする
好き勝手に
ありのままに咲いている
夜の雨に打たれて
今朝は一段と色が鮮やかになった
6月に入って
ようやく雨らしい雨が降った
昨夜から嵐で
今日も相当降ると覚悟して
着替えまで持って行ったが
案外早く上がり
午後には薄日が射すほどだった
6月といえば
紫陽花の季節である
ふと
紫陽花は英語で何というのだろうと
ググってみると
hydrangea
ちょっと発音は難しそうだ
「ハイドレインジァ」
というのが近い日本語表記らしい
「ハイドレインジァ」
ちょっと覚えづらいな
灰ドレ隠者
ううーん、
「モモ」に出てくる
“灰色の男たち”のようだ
おバカなことばかり言ってないで
時を大切にしよう
6月10日は時の記念日だ
追伸
語源までググってみたら
ギリシア語の
「ハイドロ:水」と
「アンジェイオン:容器」
が組み合わされて「水の器」
となったのが由来らしい!!