初脂

例年、仕事はじめには
社員全員で近所の神社に初詣に行く。

はっ!

タイトルの字を間違えているではないか!!

初脂…今年一年ギトっとした仕事ばかりになりそうだ。

そういえば
「仕事初め」?「仕事始め」?
と疑問が浮かびパソコンに入れてみると

「仕事始め」が正しいと出た。

ものはついでに…

「はつもうで」を英訳ソフトに入れたら

Hatsu is an arm, too.

と出た。

ピリオドがついているところをみると
英文として完結してる

“はつ” も、うで。
…ってか?

ますます混迷を深める令和2年の仕事始めとなった。

火消し役

8年ぶりに
社内BBQ大会が
開催された

新社長の就任と
新入社員の歓迎会を兼ねてのイベント

同じ釜の飯を食う
という言葉があるが

同じ炭火の肉を食えば
泡だらけのビールだろうが
ウーロン茶だろうが
盛り上がるというものだろう

最後に〆の焼きそばを作る段になって
炭火の火力が衰えてしまった

王様が
火力の蘇生を試み
あ、大丈夫かな
というところで
仕事に呼ばれて行ってしまわれた

こんな時には
火天さまにお願いするといいのだが
真言があやふやになってしまい

うちわで必死に煽ぐしかないのであった

火天さまのおかげで
なんとか
焼きそばは出来上がった

会長のシメのあいさつ
王様の一本締めと
締めは厳重に行われた

男子たちの
後片付けの手際の良さに驚いた

毎日の仕事をこなし
休みの日には家族の為に
BBQなど段取りよくこなしている
パパなのだ

最後に
王様が嬉しそうに
バケツを持って現われた

「火を消すのが好き」

思わず、シャッターを切ってしまった

仏母に捧げる紫麝香撫子

准胝観世音菩薩
(じゅんていかんぜおんぼさつ)は
本来は如来なのだが
苦しむ衆生を救済するときには
菩薩に変身して
救いの手を差し伸べてくださるという

いろいろなお名前をお持ちで
七倶胝仏母(しちぐていぶつぼ)
すべての仏の母とも呼ばれる

わがままな衆生を
無条件に受け容れて
救ってくださる
母親のような仏様なのだろう

仏様の輝きを
紫磨黄金の大光明と
表すことがある

光のハレーションで
黄色の補色に紫が見えるのだ
と私は理屈っぽく考えていた

見た人によると
紫磨黄金は紫磨黄金
らしい…

それはさておき

先日、花屋さんで
紫のカーネーションを見た

仏母准胝観世音さまに
ぴったりだと思い
祭壇にお供えした

今日は少し長めに真言をお唱えしよう

ハハはバラが好き

母の日を
前倒しして
薔薇の花を贈った

世間では
母の日はカーネーションを贈る
ことになっている

ハハは
いわゆる女子力が高い

ハハは、
自分の意思を優先する

ハハは、スキとキライをはっきり言う

「私は赤い薔薇が一番好き」

というので
誕生日と母の日は
赤い薔薇の花を贈ることにしている

いや
いつも贈られる度に
微笑んで

「私は赤い薔薇が一番好き」

というセリフが聞きたくて

つい赤い薔薇を選んでしまうのだ

令和彌榮

令和彌榮おめでとうございます。

元号が改まって
時代の空氣感も
新しくなった氣がします。

傷だらけの平成は終わった。

令和は
自分の花を咲かせる時代
と言われています。

あなたと
わたしの花で彩られていく
みんなの平和の花園…。

自分の花ってどんな花

雑草の中で
雨に打たれても
さらっと
空を見上げている

そこに植えた本人すら忘れたのに
時がきたので、咲く。

庭の片隅に咲くガーベラに
令和の生き方を
教えてもらいました。

 

ミソカモウデ平成オワリモウデ

平成という時代が

幕を下ろす前に

 

ありがとうを伝えたくて

 

いろいろあったけど

平成

 

そのとき、そのときの

精一杯の自分で

生きていた。

 

やれることは、やったよね。

 

何より

 

今夜、空襲に遭うかも

とか

友達が戦争に行った

とか

電車に乗ったら機銃掃射に遭うかも

 

とか

命の危険を憂うことなく

 

「毎日を平和に生きることが出来た」

 

これは奇蹟だ。

 

私の母は

上に書いたことを

昭和の時代に

経験している。

 

 

平和な時代だから

今、こうやって

ブログが書ける喜びがある。

 

ありがたい、ありえない

平和な時代をありがとうございました。

 

地域をおまもりくださる

小さな天満宮。

 

感謝を申し上げて

静かに平成を見送ります。

 

 

追伸

私とご縁のある皆様、

出逢っていただきありがとうございます。

深く感謝申し上げます。