今日は6月30日
一年の半分が終わる日
いわゆる
夏越の大祓
昔むかしは
疫病など流行って
大勢の人が死んだのだろう
神様がある日
こっそり人間の姿をして
疫病退散の方法を教えに来た
わざと
貧乏人の格好をして
ある兄弟のそれぞれに
一夜の宿を乞う
お金持ちの弟は
貧乏人の身なりをみて断り
貧しい兄は
こころよく泊めてくれ
精一杯のもてなしをした
神様は
一夜の宿のお礼に
茅の輪を渡し
これを身につければ
疫病にかからないと告げて去った
日本各地の神社で行われる
茅の輪くぐりや
山車で練り歩く祇園祭などは
この伝説がもとになっているらしい
そういえば
6月30日に水無月という菓子を食べて
邪気を払うというのがある
水無月を買い忘れてしまった
ストックしていた
くず饅頭で代用してみる
茅の輪のように見えなくも無い…