仏母に捧げる紫麝香撫子

准胝観世音菩薩
(じゅんていかんぜおんぼさつ)は
本来は如来なのだが
苦しむ衆生を救済するときには
菩薩に変身して
救いの手を差し伸べてくださるという

いろいろなお名前をお持ちで
七倶胝仏母(しちぐていぶつぼ)
すべての仏の母とも呼ばれる

わがままな衆生を
無条件に受け容れて
救ってくださる
母親のような仏様なのだろう

仏様の輝きを
紫磨黄金の大光明と
表すことがある

光のハレーションで
黄色の補色に紫が見えるのだ
と私は理屈っぽく考えていた

見た人によると
紫磨黄金は紫磨黄金
らしい…

それはさておき

先日、花屋さんで
紫のカーネーションを見た

仏母准胝観世音さまに
ぴったりだと思い
祭壇にお供えした

今日は少し長めに真言をお唱えしよう

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