雨に歩けば…金柑の花が咲いているよ

昼休み
雨の中、散歩がてら
コンビニまで

途中
ちょっと
甘〜い香りが

雨の中でも
わかるくらい甘い香り

おおっ
これは
金柑の花ではないか、と

金柑の花が
こんなに甘い香りとは
今まで氣づかなかった

真っ白な
星のような可憐な花が
雨にもめげず
可憐に咲き誇っている

みかんの花にそっくりだ

みかんの花は
ネロリという
アロマエッセンスになる

朝のうちに花を手摘みし
エッセンスはわずかしかとれないので
超高級品なのだそうだ

金柑のアロマエッセンスが
あるかどうか知らないが
なんだか
お金持ちになれそう…

柑橘系の香りは
人を幸せにする秘密のエッセンスだ

バジルの花

バジルは
小さく白い花を咲かせる

ねこのしっぽみたいに
のびた茎に
白い花がポツポツ開く

トマトのそばに
コンパニオンプランツとして
植えているのだが

トマトの栄養を全部
持って行っているのではないか
というくらい
バジルはよく繁る

ハーブは花の咲く前に
葉を食ベたかったが
トマトが実る前に
花を咲かせてしまった

自家製トマトと
バジルのサラダは
いつできるのだろうか

小暑

小暑(しょうしょ)は、
二十四節気の第11。
六月節(旧暦5月後半から6月前半)。

現在広まっている定気法では
太陽黄経が105度のときで
7月7日ごろ。

暦ではそれが起こる日だが、
天文学ではその瞬間とする。
恒気法では冬至から13/24年(約197.84日)後で
7月7日ごろ。

期間としての意味もあり、この日から、
次の節気の大暑前日までである。

以上出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということで
2019年の小暑は7月7日

セミも鳴き始め…というより
今日は
思いっきり鳴いていた

彼らは
ただ1週間の地上を
鳴く

人間は
晴れたら暑い
降らないと蒸し暑い
と言う

まあ、
どちらにせよ
この季節

出掛ける時には
お帽子を忘れずに…。

パテシエ、パンを焼く

いただきものが続いている

先月誕生したパテシエから
パンをプレゼントされた

もちろん
パテシエが焼いたパンである

「パン焼いて、パンのおいしさに目覚めました」
と言い
「わたし、お菓子よりパンの方がいいかも」
と脱パテシエ宣言?

焼きたてのパンのおいしさは
パンを焼いた者への
創造の神様からの贈り物かもしれない

作る者だけが知ることのできる
驚きや、発見、感動
想像を超えた
経験したから解る
“作る喜び”

コーン入りのパン生地に
コーンでクチバシを作り
黒胡麻で目をつけたそうだ

焼き上がったら
黒胡麻が落ちてしまったらしい
ウチで開けてみたら
とんがったクチバシが
何か言いたげだ

この前いただいた赤飯についていた
黒胡麻の小袋の封を切り
2つぶ乗せてみた

コーンパンは
ひよこパンに変身

「楽しみは自分で作るもの」

パテシエの言葉を思い出した

愛のスコーン

スコーンは
スコットランド発祥のパン
らしい

小麦粉 大麦粉 
あるいはオートミールに
ベーキングパウダーを加え 
牛乳でまとめてから軽く捏ね 
成形して焼き上げる
らしい

粉にバターを練り込んだり
レーズンなどのドライフルーツを混ぜて
焼き上げられることも多い
らしい

先日
友人からスコーンをいただき
にわか勉強した

この説明を
眺めても
何回読んでも

一口齧らなければ

この
スコーンの味は
わからない

逆に
スコーンが
何か知らなかったとしても

この
スコーンを一口齧れば

さくっ ほわ〜ん
もぐもぐ…もぐ…
うまぁ〜・・・

うわっ、これスゴーイ
スコーンって
こんなに美味しかったんだぁ・・・

一瞬で
スコーンのとりことなり

にわか勉強して

スコーン愛を語りたくなってしまう

こうして愛は
伝わっていく

友人は
スコーンを通じて
愛を表現する

愛を受け取った瞬間
人は変化する

人は愛を表現するとき
魔法使いになれるのかもしれない

選択問題すいもあまいも

今年の梅雨は妖精だ

正しく変換すると

今年の梅雨は陽性だ
なのだが

魔法使いが帰って来た
今朝の食堂は
さながら復活祭

久しぶりのチョコケーキと
朝どり完熟すももと
食べごろ不明のソルダム

さて
何をいただきましょうか…

正確に言うと

何からいただきましょうか、だろう

選択問題ではない
順番問題だ

まずは
初物ソルダム
外は青いが
齧ると柘榴のように赤い
ちょっと
すっぱめだった

ソルダムのあとの
チョコケーキ

ふわっとしっとり
ほろにが甘い
絶妙の口当たりと
味加減だ

この順列組み合わせは
間違いなかった

ただ一つの誤算は

ランチのデザートに
楽しもうと思っていた
真っ赤なすももは

昼休み前に
消えていたことだった

半夏生

数年前の今頃
京都の両足院の
半夏生(はんげしょう)を
観る機会があった

上部の葉が数枚白くなり
これと向かい合って花穂を出し
白い小花が咲く

半夏生のころ咲くからとも
葉の下半分が白いので
半化粧の意ともいわれる

七十二候の一つ
半夏生(はんげしょう)は
半夏ともいう

夏至後10日目から小暑の前日までらしいが
現行暦では太陽の黄経が100°に達する日
(7月1日か2日) を半夏生とし
雑節の一つとして記載しているそうだ

半夏生という季節が先か
半夏生という植物が先か
言葉の由来は
ゆらゆらあいまいなものらしい

また「半夏半作」といって
この日以後田植えをしても収穫が少いとし
この日を田植え終了の祝日とした地方も多いとか

麦を刈り
苗代を作り
田耕し水を張り
田植えを終えて
ホッと一息つく時季なのだろう

余談だが
両足院で半夏生を観たあと
会社の近所で
半夏生を見つけ
しげしげと眺めていたら
「お分けしましょうか」
と奥さんに声を掛けられ
数本いただいた

庭に植えてみたが
根がつかなかった

半夏生の横を通る度に
奥さんが現れやしないかと
ヒヤヒヤしてしまう

半夏生は
蒸し暑いこの季節に
涼しげな風情を楽しむ植物である