大阪の古墳群が
世界遺産に登録される
というニュースが流れた
仁徳天皇陵というと
鍵穴のような
前方後円墳を
誰もが連想するだろう
だが
実際は古墳が大き過ぎて
全体像を見渡す方法は
今のところ
空から見るしかないらしい
あるいは
古墳の周りを歩いて歩いて
その大きさを実感する
というのもありかもしれない
すべてを
人力のみで作ったのだから
驚きである
私が毎日通る通勤路から
“あれはどうみても古墳だろう”
と思っていたところが
どうも本当の古墳らしいことがわかった
小学校のころ
春の歓迎遠足で
歩いて行った山である
あのころ
歩いても歩いても
なかなかたどり着かなかった場所を
毎日毎日車で通り過ぎるなど
夢にも思わなかった
さて
その古墳に眠っているであろう方は
どんな夢を見ているのだろうか